- どのような学問? 学問の解説
- 何がポイント? 学びの特色
- どのように学ぶ? カリキュラムの体系
- 卒業後の進路は? 主な就職・進路先
どのような学問? 学問の解説
ひとりひとりに向き合う細やかな指導。
専門性の高い「考える歴史学」に取り組むことで、「過去」から「いま」の世界がみえてくる。
歴史学科で取り組むのは「考える歴史学」です。
日本史では古文書を、東洋史では漢文を、西洋史では欧文を読み解き、考古学では出土遺物等を調査して、情報収集・分析を行ったうえで研究発表を繰り返し、最終的には卒業論文を執筆します。
専門性の高い学びですが、段階的に組まれたカリキュラムと丁寧な指導が4年間を支えます。
また、学生参加型の授業や学会との連携など、充実した教育・研究環境がもたらすメリットも多々あります。卒業後は培った情報収集・分析力やプレゼン力をいかして、民間企業や公務員、教員など幅広い分野での活躍が期待されます。学芸員や研究者を目指して大学院に進学する人も増えています。
[ Pick Up ]ここから開く!学びの扉
史学概論
歴史学の考え方と多様性を学ぶ

歴史学は、あらゆる角度から人類の過去を解き明かし、今との繋がりを考える、実に面白い学問です。ちょっとした生活文化から地球規模で展開する政治・経済のうねりまで、さまざまな事柄がテーマになります。本科目では、研究の多彩なあり様や、歴史を掘り下げるために必要な考え方について学びます。
歴史学入門演習
少人数ゼミで高めるプレゼン能力

歴史学科の学生は、全員が1年次からゼミに所属します。その最初が本科目になります。少人数で仲間と切磋琢磨しながら発表と議論を繰り返すことで、歴史学の世界ではもちろん、社会に出た後も求められていく課題発見能力、情報収集・整理・分析能力、成果を発信するプレゼン能力を高めます。
原典講読
文献を読み解いて歴史を復元

過去に何があったのかを正確に復元するには、信頼性の高い情報ソースを見いだし、それを間違いなく読み解く態度と能力が必要です。そのために、日本史原典講読では当時の手紙や日記を、東洋史原典講読では『史記』や『本朝通鑑』を、西洋史原典講読では英文の専門書をテキストとして、読解力を高めます。
考古学方法論
出土遺物に見いだされる人類の活動痕跡

発掘により出土した遺構・遺物を材料に、人類の歴史を復元するのが考古学です。何といってもその醍醐味は、出土した「モノ」を実際に触りながら研究を進めて、人々の生活や文化のあり様を解明していく点にあります。本科目では、そのために必要な取り扱いの手法や調査・整理・分析方法を学びます。
国際関係史
過去を踏まえて現代の国際関係を理解する

ウクライナやパレスチナの問題に代表されるように、今、世界各地で深刻な国際紛争が起こっています。何故、こうした対立が起こってしまうのか?背景には、これまで蓄積されてきた国家間の関係史や国と地域の関係史があります。現在の国際紛争を理解するためには、過去の国際関係を学ぶ必要があるのです。
在学生の声
卒業生の声
関連リンク
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