薬学部
質の高い専門家としてはもちろん、信頼と尊敬を寄せられる薬剤師に。
学部長メッセージ
高度な薬物療法を実践でき、時代の変化に対応できる次世代薬剤師の育成
福岡大学薬学部の薬学教育は大きく進化します。
令和4年度、全国6年制薬学部に共通した教育方針である薬学教育モデル・コア・カリキュラムが改定され、これに準拠するため本学部では、大幅な教育カリキュラムの改正を実施しました。
この新しいカリキュラムは、実践的な薬物療法や感染制御を学ぶための臨床系演習科目、医療倫理やコミュニケーション能力を強化するためのアクティブラーニング科目の増強、急速なAI・デジタル化が進む医療業界に適応するための情報処理科目の新設などが特長です。さらに、薬学部創設以来初めての試みとして、がん薬物療法に特化した"がん薬物治療学コース"を設置しました。このコースは通常の薬剤師国家試験の受験に必要な科目に加えて、付加的にがん薬物療法に必要な知識・技能を、講義・演習・実習形式で体系的に学ぶことができます。福岡大学薬学部において、これらの新しいカリキュラムや特別コースを通じて学ぶことで、将来的に"がん薬物療法に強い"や"コミュニケーション能力が高い"のような独自性のある医療人に成長できると考えています。
福岡大学薬学部は歴史ある学部でありながら、常により良いものを求め、そのための変化を惜しみません。本学で共に学ぶことにより、多様な時代の変化にも柔軟に対応でき、臨床現場で生涯に渡って活躍できる薬剤師や医療人を目指しましょう。