文化学科

どのような学問? 学問の解説

文化の総合的・多角的理解!
「哲学・倫理学」「宗教学」「芸術学・美術史」
「社会学」「心理学」「地理学」「文化人類学・民俗学」。
これら7領域を横断的に学びながら、現代社会が抱える課題の解決力を養う。

文化学科では、多様な価値観が共存する現代で活躍するための、広い視野と柔軟な発想力を併せもつ人材を育成します。
祭りや儀礼、寺社仏閣、東西の思想、日本や海外の生活様式・都市デザイン、あるいは絵画や映画、アニメにマンガなどの「文化」、その「文化」を育む土壌である「社会」の構造やあるべき姿、そして、その「社会」で生きる「人間」の心のメカニズムや生きる意味に関心を持つあなたを、文化学科は待っています。

ここから開く!学びの扉

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芸術学入門

芸術作品に秘められたものとは?

ゴッホ≪ひまわり≫やピカソ≪ゲルニカ≫などの有名な絵や彫刻を毎回1点取り上げ、近現代(19・20世紀)の西洋美術史について学びます。作品記述を行った上で、誰が作ったのか、どこにあるのか、何を意味しているのか、どのように評価されたのか等々、作品について理解を深めます。

文化学科で学ぶ

多様な分野を多様な学び方で

文化学科の全教員によるリレー形式をとる、一年生の必修科目です。文化学科は、哲学・倫理学、宗教学、芸術学・美術史、社会学、心理学、地理学、文化人類学・民俗学、の七つの分野から構成されており、この科目を通してそれぞれの分野のエッセンスに触れることができます。

哲学の基礎

思考実験で自己と世界を考える

思考実験によって自己と世界を探求する参加型授業です。「他人の目を通して世界を見たら何が見えるのか」「この現実がAIによって作られた仮想世界だとしたら」等、突拍子もない「仮説」をあえて考え抜くことで、新たな疑問や思考が生まれます。すべての知的探求の基礎となる主体的姿勢を身に付ける授業です。

文化心理学

心からみた文化、文化から見た心

流行りの活動やキャラクター等もそれぞれが一つの文化です。それらが流行するのか、廃れていくのかには人間の心の性質が強く影響します。一方で、文化は私たちの心のあり方に影響し、文化の違いが心の違いを生み出しています。こうした心と文化の相互関係について、心理学の実証的研究を通して理解を深めていきます。

人文地理学概論

人間と自然の関係を社会的に読み解く

地理学は、地域や空間を中心に人間と自然の関係を解明する学問です。この科目では、山の風景、都市公園、動物、環境問題などの身近な事例を、地理学の理論から社会的に読み解きます。高校地理が苦手だった人でも、哲学や社会学など他の学問と組み合わせることで知的な刺激を味わうことができます。

在学生の声

卒業生の声

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