電気工学科

どのような学問? 学問の解説

SDGsに配慮した電気エネルギーの発生、輸送、利用をトータルで学び、現代社会を支え、新たな技術を創出するエンジニアへ

電気:現代社会において必要不可欠
電気工学は、電気エネルギーの発生・輸送ばかりでなく、情報・通信・計測から新素材の開発、エネルギーの効率的な制御まで多岐にわたり、社会基盤を支えています。それどころか、新技術の創製により社会を変革していく原動力となっています。本学科では、電気工学を基礎から段階的に取り組み、社会に不可欠なエンジニアへと育成します。

ここから開く!学びの扉

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発変電工学

電気の発生&変換方法をマスターしよう

現代社会で不可欠な電気エネルギーを、どのようにつくる(発電する)のか、電力を運ぶにはどのように電圧などを変換する(変電する)のかを学ぶ科目です。水力・火力・原子力発電の現状を知るだけでなく、環境とエネルギーの調和に配慮した発電方法に関する現状と将来の開発動向についても学びます。

パワーエレクトロニクス

電気を変えるパワー半導体

パワーエレクトロニクスとは、パワー半導体と呼ばれる電気スイッチを用いて交流や直流を制御し、モータなどの電気機器を効率よく動かす技術で、交通、産業、家庭にあるさまざまな装置に適用されています。授業では、電力変換器の回路構成について詳しく学び、基本動作と特性を習得します。

情報処理

電気×C言語=無限大

C言語を学ぶと、家電や電気自動車の「頭脳」にあたるプログラムを作れるようになります。例えば、ロボット掃除機が部屋を動き回る仕組みや、電気自動車が省エネで走る技術は、C言語によって制御されています。自分のアイデア次第で、次世代の製品を生み出す可能性は無限に広がります。

電子工学

スマホやEVで大活躍する半導体

スマホやパソコン、電気自動車(EV)は半導体で作られた集積回路(IC)やパワーデバイスが無くては実現できません。半導体は、物質の中の電子の不思議な現象(量子力学)を利用しています。他にも太陽電池やセンサー、リニアモーターカーで期待されている超伝導についても、基礎から応用まで学びます。

制御工学

ドローンを空中にピタリくぎ付け

機器を望ましい状態になるように操作することを制御と言い、制御を人間ではなく機械などによって自動的に行うことを自動制御と言います。適切な自動制御によって、機器の動作精度向上や省エネなど、さまざまなメリットを得ることができます。本科目では、自動制御システムの動作解析手法と設計方法を学びます。

在学生の声

卒業生の声

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