福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2026』より)
社会に出てからも役立つ“生きた学び”の連続で
暮らしに欠かせない電気を操るエキスパートに。


電気を作る発電機などの電気機器、電気を送るための送電線や変電所などの大きな設備、さらには私たちが使用しているスマートフォンにも使われる電子回路や制御技術といった、電気に係るさまざまな知識を身に付けられるのが本学科の魅力です。まさに「電気のエキスパート」を目指せます。
この仕事に就きたいと思ったのは、「電気を安定して供給するためには、生産と消費を常にバランスを保たなければならない」と学び、電気の生産供給に興味を持ったことがきっかけでした。
現在は既設設備の保守・保全、運用を主に担当しています。実際の現場で働いてみて感じるのは、変圧器や開閉器といった変電所の設備についての知識、送電線や送電鉄塔についての知識、効率的に送電するための方法など、仕事に直結する“生きた学び”を、本学科で得られたということです。理論立てて事象を説明する力も身に付けることができ、仕事に生かせています。