貿易入門Aは、国際経済の基本である「国際貿易」と「国際通貨」を取り上げます。貿易は国境を越えた代金の受け払いを生み出すので、両者は不可分の関係にあります。貿易と国内商取引の違い、貿易と一国の産業構造との相互的な影響関係について学び、そして国際収支と外国為替市場の仕組みから、国際通貨体制の構造と変容について学びます。

学習は受動的に行うだけでなく、身に付けた知識や自分の考えを周りに発信することも大切です。本授業では、国際ビジネス等に関連するテーマを題材に、プレゼンテーションの技法を学びます。分かりやすい構成の考え方、スライドの作成方法、口頭発表での注意点などの修得は、2年次後期からの専門ゼミや就活でも大いに役立つでしょう。

TOEIC^®の得点アップを目指した、プレゼンテーション形式のリスニング・リーディング・スピーキング・ライティングで構成された1年次生向けの授業です。オリジナル教材を使用した英語でのグループワークやプレゼンテーションの練習によって、ビジネス英語への自信と能力を高めていきましょう。

経済のグローバル化に伴って、海外との取引は、今や商社等に限らない「一般的な」業務です。本授業では、マーケティング・商談・契約・代金決済・信用状など貿易実務を幅広く学び、貿易実務検定C級の合格を目指します。貿易の理論・制度・歴史を学ぶ他の科目と併せて受講することで、貿易の全体像を理解できるようになります。

主要国の貿易政策の変遷を中心に、18世紀の産業革命から今日の米中貿易摩擦に至る世界経済の展開を学びます。それは、「グローバリゼーション」の歴史的な展開過程を跡付けることでもあります。歴史的な背景を探ることで、現在の世界経済をより深く理解することができます。