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202615
キャンパスライフ

【ふくらませ、大胆に。】これからも"目立ちたがり"でいる。誰かの背中を押すために

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福岡大学で学び、挑戦し、夢を追う学生たちに迫るインタビュー企画、「ふくらませ、大胆に。」

学びに向き合う姿勢や将来への想い、日々のキャンパスライフを通した一人一人の個性と成長をお伝えします。


大分県別府市出身の幸野怜央さん(法学部法律学科2年次生)は、高校2年の夏、福岡大学のオープンキャンパスに来て「ここで学ぶ」と決めた。

地元と比べて「めちゃめちゃ人が多い」、福岡という街で暮らしてみたかった“だけ”ではない。「将来、地域活性化に関わる仕事がしたい」という目標に向かい、第一歩を踏み出せるのはここだと思ったからだ。

彼は自分のことを、「承認欲求が強くて、目立ちたがり」だと評する。子どもの頃から生徒会や学外活動に勤しみ、人前に立つことが好きだった。だが、次第に「目立って一体どうしたいんだろう」と自問するようになる。

1年次から、福岡市中央区大名にあるスタートアップ支援拠点、FUKUOKA GROWTH NEXT(通称FGN)で開催されるスタートアップや地域創生イベントに、とにかく顔を出した。どうしても高島福岡市長の話が聞きたいと、当日に突撃で参加に漕ぎつけたりもした。福岡のサイズ感は、縦横の人脈がつながりやすい。イベントで積極的に質問した姿が行政職員や起業家たちの目に留まり、人脈は飛躍的に広がる。

一方で、自分のルーツを背景に、国際政治にも興味があった。法学部法律学科を選んだのは、グローバルな視点を身に付けるため、海外研修プログラムに参加したかったからだ。

彼の父親は韓国出身。彼も6歳まで父親の故郷で過ごす。物心ついて日本で暮らすようになって、時に緊張に傾く日韓の関係に複雑な思いを抱いた経験から、両方の国にルーツを持つ自分が、いつか架け橋になりたいという気持ちが心の中にあった。

1年次にアメリカシアトルでの研修に参加し、「やっぱり、この体で経験することが何よりも大切だなと思った」と話す。現地で一番強く印象に残っているのは、「ある種、人はみな同じ」だということ。どこの国にいようが、宗教が違おうが、人の中には温かさや優しさがある。それに気付いたことで、「人とつながること」へのパッションが一層高まった。

地域のため、未来のために動いている人と出会ううちに、「肩書より“想い”が人を動かす」と感じるようになった。やがて、目立つことは自分にとって“手段”なのではという考えにたどり着く。

誰かの幸せのために貢献したいという思いが、目立ちたいという気持ちの裏にある自分の本質。自分も“想い”を持つ誰かを支えたい。そのために、動いて、目立って、つながっていきたい。

彼のパッションは、福岡の地域創生やスタートアップ界隈にいる大人たちに伝播していく。「レオくん、やってみたら」。「福岡市100人カイギ」「学生ピッチ甲子園」「RAMEN TECH -START UP KYUSHU-」と、地域創生や起業系イベントに立て続けに関わることになったのだ。

福岡は若者の挑戦にとても寛容な街。志を同じくする学生たちの存在も頼もしい。そして、『福大』というつながりも活動の大きな後押しになった。やみくもに突き進む中から、ビジネスの場での話し方、アプローチの仕方、プロジェクトの進め方、そして自分の熱意の伝え方を学んでいく。

嬉しい瞬間が訪れた。「学生ピッチ甲子園」で「あなたならいける」と出場を勧めた九州大学の学生が、予選を勝ち抜き、全国大会で優勝し、賞金1,000万円を獲得したのだ。

「自分の一言が誰かの未来につながる。あの光景は忘れません」。背中を押した学生の優勝は、積み重ねてきた活動が形になった瞬間でもあった。

もちろん、関わる人全員と意気投合できる訳ではない。人間関係に悩むことはしょっちゅうあると話す。でも、「思いを同じくして動いてくれる人がいる。次の挑戦を与え、支えてくれる人がいる。誰と出会ったかで人生って本当に変わるので、この瞬間を大事にして挑戦し続けたいって思っています」。

これからも、目立ちたがりでいようと思っている。自分の人生を最大限に面白くするために。そして誰かの挑戦を後押しするために。

【関連リンク】
公式Instagram(「ふくらませ、大胆に。」別企画掲載)
法学部ウェブサイト

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