薬学部

医療の高度化が進む現代において、薬剤師には国家資格取得に必要な知識や技能だけでなく、プラスアルファの専門性が強く求められています。それは、患者さんに最適な薬物療法を提供し、医療チーム内で確かな存在感と独自の優位性を確立するためです。福岡大学薬学部では、この「プラスアルファ」を育むため、薬剤師国家試験の学び以外にも、多様な学びの場を提供しています。

その代表が強みを備えた薬剤師を育成する「クリニカルファーマシスト養成プログラム」です。最新のがん治療を深く学ぶ「がん薬物治療学コース」、感染症の脅威に対応する「感染症薬物治療学コース」を開講しています。これらのコースでは、より専門的な薬物療法を学ぶことができます。さらに、学生の意欲に応え、大学6年間の学びを生かして在学中に取得できる、「医療情報技師資格」「がん治療薬学生エキスパート資格」「口腔ケアアンバサダー資格」の3つの資格取得を積極的に推進しています。また、低学年次から将来のキャリアに必要な意識を育む本学部独自の「ふくやくプロジェクト」も展開し、学生一人一人の成長を多面的に支援しています。

福岡大学薬学部は、長い歴史を礎としながら、常に「プラスアルファ」の価値が生まれる変化を追求しています。多様な学びを通じて、他者との差別化につながる「独自の強み」を身に付け、生涯にわたって社会に貢献し、活躍できる薬剤師・医療人を目指しましょう。