2020年、未知のウイルスの影響で、世界は大きく変化しています。これからの「ウィズコロナ」の時代、私たちには一体何ができるのでしょうか。
広報誌『福岡大学学園通信』10月号で、コロナ禍における福岡大学の取り組みや、各分野の研究者の声を特集しました。
ウィズコロナを機に住環境を考える
工学部建築学科 穴井 謙 教授
在宅時間が増え、住環境に目を向ける人が増えていると言われています。また、長時間室内で過ごすことで、今までにないストレスを感じることもあるようです。
ウイルス感染という観点から住環境の中で最も気になるのは、空気・換気でしょう。WHO(世界保健機関)の住宅と健康のガイドラインには、住宅内の寒暖差を減らす対策が重要で、特に呼吸器系、循環器系の疾患がある方は注意が必要とあります。その対策の一つとして、一重の窓ガラスからは室内の約7割ほどの熱が逃げるため、二重窓や複層ガラスにすることがお勧めです。
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