2020年、未知のウイルスの影響で、世界は大きく変化しています。これからの「ウィズコロナ」の時代、私たちには一体何ができるのでしょうか。
広報誌『福岡大学学園通信』10月号で、コロナ禍における福岡大学の取り組みや、各分野の研究者の声を特集しました。
ステイホームで変わった?eスポーツとゲーム産業
商学部 森田 泰暢 准教授
コロナ禍で外出自粛が求められた今年は、家庭で楽しめる娯楽としてコンピュータやスマートフォンでゲームをする人が増えました。
ゲーム開発マネジメントを研究する森田泰暢先生は、『あつまれどうぶつの森』が売り上げを伸ばしたことは、「自粛で退屈な日常とは対照的に、画面の中には日々の変化があり、それをきっかけにSNS上で交流も生まれる点が人々に歓迎されたのだと思います」と話します。
また、近年全世界に競技人口を広げているeスポーツについては、「実際に観客を入れたライブなどを通じて、普段ゲームをしない層を取り込むことができれば、ゲーム産業の裾野は大きく広がっていくでしょう」と分析します。
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森田先生が研究するeスポーツや市民科学に関連した書籍

冒険ものから格闘ものまでeスポーツの種類はさまざま
