グローバル化が進む中で海外との交流の機会は増大し、日本の社会も大きな転換期を迎えています。将来、社会へ出て行く学生には、柔軟で多方面から考察できる力を持ち、国際的視野に立ってものごとの正否を判断できる人物が求められています。このような時代に相応しい人材育成のために、本学では海外の協定校との間でさまざまな国際化プログラムを学生に提供しています。
海外研修
海外の大学との協定に基づいて学生を派遣する短期の研修制度です。主に語学研修や現地の市民や学生との交流などを通して、語学力と国際感覚を養います。本学からは往復渡航旅費が助成されます。
また、各学部では国際化教育の一環として、学部の特性を生かした学部独自の海外研修を実施しています。
海外語学研修
英語能力、中国語能力の向上を主目的とした、海外夏期英語研修と海外春期中国語研修です。経費は全額自己負担となりますが、選考試験は行われません。語学力の向上や現地の文化・歴史に接することができるプログラムです。
交換留学
海外の大学との協定に基づいて協定校から学生を受け入れると同時に、本学の学生を学籍上「在学」の扱いで協定校に派遣する制度です。派遣学生には本学から留学援助金が支給され、留学先大学での授業料は免除されます。また留学先大学で履修した授業科目は本学の授業科目として振り替えられ単位認定の対象になります。
認定留学
本学学生が休学することなく、外国の大学または短期大学に事前に本学の許可を得て留学する制度です。本人の申請に基づいて留学希望の大学を学生が所属する学部の教授会が審査し、本人の留学目的などが教育上有益であると判断した場合に認められます。学籍上の取り扱いや単位認定については交換留学の場合と同じですが、学費は本学と留学先大学の両方に納入しなければなりません。留学手続きは個人で行わなければなりませんが、交換留学の対象になっていない大学、協定校のない国の大学への留学が可能になることが認定留学制度のメリットです。