〔LinQ原直子さんが語る〕第8回-KBC「アサデス。」のトークスキル-

原さんの芸能活動には、テレビやラジオ番組への出演があります。現在、KBC九州朝日放送の朝の情報番組「アサデス。」の出演もその一つ。毎週月曜から水曜の早朝、爽やかなトークを視聴者に届けています。テレビ番組の生放送中に、突然予想していない話の展開になることもしばしば。笑顔、落ち着き、そしてウィット。この高いコミュニケーション能力をどのように身に付けたのか、聞いてみました。

「仕事で日々多くの方々と接していることと、大学時代の経験も役立っていると思います。今でもよく覚えているのが、キャリア形成支援講座で行われたディスカッションです」と原さん。この時は、人の話を否定せず、まず肯定しようというルールで討論を進めたそうです。「人の話を肯定するには、まず"この人は何を言いたいのだろう"と、相手の気持ちを想像するところから始めることになります。相手の気持ちに寄り添うこと。会話をする時だけでなく、人との関わり合いの中でとても大切なことだと思います。講座でその視点を与えてもらったことは貴重でした」。

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「大学で学んだ専門知識が、LinQの活動や副リーダーとしての役割に役立っていると感じることは?」という質問には、「正直言って、ほとんど直接の関係はないです」と原さん。「でも、福岡大学で学んだ4年間があったから、今の自分があると思っています」と話す言葉に力がこもります。「福大の4年間は間違いなく私の学び方や考え方の基礎に影響を与えました。理学の学びを通じて物事の学び方を習得したような気がします」。

「福大の自由な空気の中で過ごした4年間で、知らず知らずのうちに成長できていた自分がいる。成長できる糧を手にしている自分がいる」。社会に出てそう感じることがあると原さんは話します。

次回は「福大出身で良かったと思うこと」についてです。お楽しみに。

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