サッカーを通したふれあいで共生社会への理解を深める
福岡大学は、地域スポーツや健康づくりに関する課題の解決に向けて、企業、地元スポーツチーム、自治体と連携し、「福岡大学スポーツ・健康まちづくりコンソーシアム」（略称：FUスポまちコンソーシアム）を2022年に創設し、さまざまな事業に取り組んでいます。
その一環として、12月2日（土）に本学サッカー場にて、パラスポーツへの理解を深め、普及・支援することを目的に「ふれあいスポーツフェスタ2023 in福岡大学」を開催します。
今年は、「第16回九州・四国スカンビオカップ」「ブラインドサッカー体験会」を行います。
スカンビオカップは精神障がいのある方のフットサル大会のことで、スカンビオはイタリア語で「交流」を意味しており、本学では2008年から取り組んでいます。今回は、福岡以外に、佐賀・大分・長崎・熊本・鹿児島から11病院・施設、総勢約130人の選手が参加します。開催にあたっては、協賛企業様に多大なご協力をいただくほか、本学サッカー部およびソフトボール部の学生たちが、運営やサポートに携わります。
例年、障がいの有無や種類に関わらず、お互いの理解を深めることを目的に、他の障がい者サッカー団体と連携した「ブラインド（視覚障がい）、デフ（聴覚障がい）、アンプティ（切断障がい）サッカー体験・交流会」を合同開催しており、今年は「ブラインドサッカー体験会」を開催します。体験会には、ブラインドサッカー及びデフサッカーの選手、地域の少年サッカーチーム、本学の学生たちが参加します。
体験会終了後には、本学サッカー部およびソフトボール部の学生たちと地域の少年サッカーチームによるスポーツ交流も行います。