能楽部が「冬乃例会」を開催(11/30)

古典芸能の継承の一翼を担い魅力を伝える

11月30日(日)、能楽部が白金能楽堂(福岡市中央区白金)で「冬乃例会」を開催します。

2001年に世界ユネスコ第一回世界無形文化遺産に認定された能楽ですが、伝統芸能の中でも継承人口は少なく、存続が危ぶまれています。そんな中、福岡大学では能楽部が60年以上にわたり活動を続け、古典芸能の継承の一翼を担ってきました。入部する学生が少なく、2012年まで女子3人で活動していましたが、2014年の今では男子も含め14人を超えました。人数が増えたことで、できる演目の種類も増え、活動の幅をより広げています。

「冬乃例会」は能楽部一年間の活動の集大成となる行事です。部員は、7月に開催された「夏の発表会」から半年間、演目がより良いものになるように稽古に励んできました。

当日は、部員、OB・OG、講師が、囃子や舞を入れず謡(うたい)の魅力を楽しむ「素謡(すうたい)」を6曲、主人公の所作の見どころを着物・袴姿で舞う「仕舞(しまい)」15曲の計21曲を披露します。例年に引き続き、初心者の方でも楽しんでいただけるように、曲の解説を載せた手作りのパンフレットや現代語訳の冊子を用意しています。

より多くの方に日本の古典芸能を楽しんでもらいたいと考えています。

  • 【日時】
    11月30日(日)11時開場 11時30分開演
  • 【場所】
    白金能楽堂(福岡市中央区白金1-18-16)
  • 【入場料】
    無料
【お問い合わせ先】
福岡大学 学生課
電話:092-871-6631㈹(内線:2614)FAX:092-865-3289