福岡大学では、適切な障がい者雇用と働きやすい職場環境の整備に力を入れています。共生社会を目指す施策として、厚生労働省は「障がい者の雇用の促進等に関する法律」により、全ての事業主に対して「法定雇用率以上の達成・維持の義務」ならびに「障害のある方に活躍の場を提供する」等を求めています。
本学は、適性のある人材の確保と育成、社会貢献などの取り組みの一環として、9月5日(木)に東福岡特別支援学校の高等部2年生6人と先生3人の見学・実習の受け入れを行いました。
当日は、障がい者雇用の職員が主となり、事務補助を行っているビジネスサポートチームの業務を見学していただきました。担当業務や体験談などについてチームの職員と、見学に来た生徒さんとで活発に意見交換が行われました。
参加した生徒の皆さんは「働く」ことのイメージ、就労するために必要な力、高校時代に身に付けた方が良いこと等について熱心にメモを取っていました。
また、本学のビジネスサポートチームの職員にとっても、自分達の取り組みを自らの言葉で伝え、後輩達にとっての「働くロールモデル」となれた貴重な経験になりました。