福岡大学では、広く学術文化を伝える総合学術機関誌『七隈の杜』を年1回発行しています。最新号(第12号)の発行(1月19日発行予定)に先立ち、学生広報サポーター(グーミーズ)の学生が第3回にわたって読みどころを紹介します。
第12号ではテーマを「生」とし、それに関わる内容で計22人の方に寄稿してもらいました。俳優の広末涼子さんが主役を務める2015年12月19日(土)封切りの映画「はなちゃんのみそ汁」の原作者・安武信吾さん(西日本新聞社編集委員)などが、「生き方」や「人との関わり」について書かれています。
『七隈の杜』は、地下鉄七隈線「福大前駅」、福岡大学文系センター棟プラザ50、ヘリオスプラザのラック等で自由に手にすることができます。また、『七隈の杜』の電子データ(PDF)を1月下旬に本学公式ウェブサイトに公開します。ぜひ、ご覧ください。

『七隈の杜』第12号の表紙
■「明日を共に生きる」(NPO法人はぁとスペース代表 山本美也子)を読んで
「お酒を飲んだら車は運転しない。そんな当たり前な事ができないのが日本の現状です」
飲酒運転事故で息子を奪われた山本さんの悲痛な思いが伝わってくる一文だ。
事故が起こるまで、「自分は大丈夫」と思っている人間が多いのではないか。「今生きているのは当たり前」、きっとそう思っているのだろう。
「当たり前」の反対語は何であるか、それは「ありがとう」だと思う。いつもどおりの生活ができることに感謝し、日々を全力で生きていきたいと感じた。
【学生広報サポーター(グーミーズ)・峯山 芙美佳(理学部化学科3年次生)】
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