社会や環境の変化を踏まえたよりよい提案を。

【現在の仕事内容】

企画課では、法人や大学の「基本方針」や「将来計画」の企画・立案に関する業務や、大学が教育研究活動を自ら点検する「自己点検・評価」に関する業務を中心に行っています。国の政策や法令の改正内容を踏まえて業務を遂行する必要があり、日頃から社会や他大学等の学外の動向にも目を向けて情報を収集しています。主体的に知識をアップデートすることも業務を進めるうえでとても重要となります。

【これまでの職員経験の中で、印象に残っているエピソード】

2022年度に「認証評価」の受審に携わったことです。大学は7年以内に1度、国が認証した評価機関（外部）による評価を受審することが義務付けられています。認証評価は、自主性・自立性が尊重される大学にとって、学外から評価を受ける貴重な機会であり、また、本学が教育研究・大学運営等に適切に取り組んでいることを社会に対して説明責任を果たす場です。受審に向けては、本学の課題整理やその対応、他部署との調整、学内説明会・研修会の実施等、数年かけて全学的な準備を進めました。その結果、大きな問題点等を指摘されることなく、高等教育機関として適切な水準にあることを示す「適合」の評価を受けることができました。担当者として貴重な業務に関われたことで、大きな達成感と自信を得ることができました。

【仕事のやりがい】

企画課では、社会や環境の変化を踏まえ、今後の大学や法人全体として取り組む計画や対応の方向性の策定に関わる業務が多いため、事前準備が重要となります。様々な情報の収集、新たな知識の習得、現状の分析、他部署との調整などの事前準備を進める中で、より良い提案ができるよう試行錯誤を重ねています。苦悩することも多々ありますが、その分、自身が策定に携わった法人・大学の計画が、少しずつ取り組みとして形となり、大きな変化に繋がっていくことにやりがいを感じます。

（2023年7月12日）

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