〔学生取材コラム〕学生チャレンジプロジェクトー大学生×地域住民コラボの大運動会。「福大初」の試みー

福岡大学では、本学学生の自主的で自由な発想から企画された独自のプロジェクトを物心両面から支援する「学生チャレンジプロジェクト」という制度があります。

平成27年度「第11回学生チャレンジプロジェクト」に採択されたプロジェクトメンバーの楢崎篤志さん(スポーツ健康科学研究科1年次生)と佐藤亜佑美さん(スポーツ科学部スポーツ科学科3年次生)に、学生広報サポーターの山口彩香さん(人文科学研究科1年次生)と樫山木の実さん(法学部経営法学科2年次生)が準備段階で企画を立てる難しさや大運動会直前の意気込みについて聞きました。

00_line-top.gif

■大学生×地域住民コラボの大運動会。「福大初」の試み -11月21日(土)福岡大学第二記念会堂で-

平成27年度「学生チャレンジプロジェクト」に採択された「七福五輪~私たちからすべての人たちへ~福岡大学大運動会」。プロジェクト名の「七福五輪」には、
「七」地域・小学生・中学生・高校生・大学生・OBOG・福岡大学の教職員7つの対象者が、
「福」福岡大学を通して、
「五輪」チームを4つの輪、スタッフを1つの輪とした5つの輪全体が一体化し、輪のようにつながりや可能性を広げる
という思いが込められている。

今回取材したのは、本プロジェクトでプログラム担当リーダーを務めている楢崎篤志さん(スポーツ健康科学研究科1年次生)とマネジメント担当リーダーを務めている佐藤亜佑美さん(スポーツ科学部スポーツ科学科3年次生)。この2人がプロジェクトに携わりたいと思った動機には、一番初めにこのプロジェクトをやりたいと考えたプロジェクトリーダーの伊達綾子さん(スポーツ科学部スポーツ科学科3年次生)の熱い思いに心を動かされたことが共通しているようだ。

特に佐藤さんは伊達さんと親友で、1年次生の時から頑張りたいことややり遂げたいことの目標をお互いに決め、その目標に向かって意識を高め合いながらさまざまなことに取り組んできたとのこと。楢崎さんは、伊達さんの熱意に影響を受けたことに加え、「面白そうだな」という興味からこのプロジェクトのスタッフとしての参加を決めたそうだ。

「七福五輪のスタッフとして難しさを感じたことは、自分たちのイメージを形にすること。自分たちの企画が具体的になればなる程、現実的な問題に次々と直面していきました。それらの課題を1つずつクリアしてようやくカタチになってきました」。11月21日(土)の本番まで一週間を切った今は、スタッフ同士の最終チェックに力を入れ、当日の流れがスムーズにいくよう確認を行っているそうだ。

最後に、本番への意気込みを聞いたところ、「同じ空間にいる人たちみんなが、笑顔で『楽しかった』『また来たい』と言ってくれたらうれしい。そんな運動会にしたい」と佐藤さん。楢崎さんは、「スタッフを含めたみんなが笑顔でけがなく終えることができるよう自分たちも楽しみながらやりたい」と言っていた。

当日は参加者全員にオリジナルTシャツやドリンクの配布があるほか、福大生によるさまざまなパフォーマンスを計画しているようだ。大運動会での種目は、運動が苦手な人でもどれも気軽に参加できるものとなっている。

今回の取材を通して、リーダー同士の絆を感じた。また、協力してくださる地域の方々や同じ学部や他学部の学生、教職員、子どもからお年寄りまでみんなに楽しんでほしいというスタッフの思いが伝わってきた。ぜひ成功してほしい。

20151118-10.jpg

学生チャレンジプロジェクトのメンバー

20151119-1.jpg

当日のプログラムはこちら

【学生広報サポーター・山口彩香(人文科学研究科1年次生)、樫山木の実(法学部経営法学科2年次生)】

01_line-under.gif

  • 学生チャレンジプロジェクト認定書授与式の様子はこちら