〔LinQ原直子さんが語る〕第6回-思い出の図書館、忘れられない学食の味-

西日本有数の蔵書数を誇る福岡大学の図書館。現在の中央図書館は、原さんの卒業後に完成しました。今回初めて館内に入ったという原さん。「すごい、何だか緊張しますね」と、その存在感に圧倒された様子。総合カウンターのある2階に続く長い階段を、一段一段踏みしめるように昇りながら、在学中の図書館との関わりを話し始めます。

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「地球圏科学科では課題が盛りだくさん出て、レポートを書くために毎日のように図書館へ行っていましたね。新しい図書館もすごく閲覧スペースが広いですが、当時の図書館も自習机が結構広くて、教科書やノートを一度に広げても大丈夫でした」。

定期試験前には混雑するものの、普段は静かで落ち着いた空間。その雰囲気が大好きだったそうです。

「司法試験を受ける法学部の人とか、いつも見掛ける人がいるんです。あっ、今日も来てる、私も頑張ばろう、みたいな。幅広い分野の専門書がそろっているのも良かったですね。レポートで調べたいことが理学系でなく工学系の資料に載っている場合も多くて。でも福大の図書館には全学部分そろっているので、図書館で検索して、すぐ閲覧。ホント、お世話になりました」と、お辞儀をしながら笑みを浮かべて話します。

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2万人超の学生が学ぶ福岡大学。図書館同様、学食のスケールも大きく、学内8つの学生食堂が豊富なメニューで学生たちの胃袋を満たします。在学中の原さんのお気に入りは、第一食堂と第二食堂。「イチ推しメニューですか?それはもう、一食の豚汁。二食なら担担麺ですね。時間に余裕がある時は、文系センター棟16階にあるスカイラウンジにも行きました」。

今回、そのスカイラウンジでお昼を。注文したのは、在学中も大好きだったというチキン南蛮定食。「うん、おいしい。変わらない味です。ここから見る景色もいいんですよね。ヤフオクドーム、福岡タワー、博多湾...」。遠くを見ながら懐かしい味を楽しむ原さん。少しだけ、福大生のころの気分に戻ったひとときでした。

次回のテーマは「福大での学びや経験が今、どんな場面で生きているか」。ご期待ください。

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