第21回「今を生きる教養講演会」を開催しました

10月15日(火)、福岡大学において福大生ステップアッププログラム(FSP)第21回「今を生きる教養講演会・NHK大学セミナー」をNHK福岡放送局との共催で行いました。
今回は、異国コンビのパイオニアであるパックンマックンを講師にお迎えし、「自分を動かす、人を動かす、世界を動かす」と題してご講演いただきました。なお、司会は放送研究部の中村泉美さん(人文学部文化学科3年次生)が務めました。

<講演概要>
冒頭に、会場の全員が初対面の方とペアを組んで自己紹介を行い、多くの方が「自分で動いて人と話すことは楽しい」ことを体感しました。そして、パックンマックンから“Can you speak English?”と問いかけがありましたが、会場は控えめな反応でした。英語が苦手だったというマックン。アメリカ出身のパックンとコンビを組んだことをきっかけに、英会話教室で勉強をし、マックンがアメリカの舞台で英語による漫才を行い会場が爆笑の渦に包まれるほどになったのは、英会話教室の先生にかけられた「完璧主義を捨てること」という言葉がきっかけだったそうです。外国語を話すということは失敗して当然で、失敗が成長に繋がることを体験談を交え熱く語っていただきました。

また、外国語を話す時には、相手の価値観や文化といった情報も大切だとジョークを交えて語り、そういった情報は、講演冒頭で実践したような自己紹介から得られるとのアドバイスがありました。「積極的に自分で動き、聞き取った情報を生かし、恐れずに英語を話して、人を、そして世界を動かしていってほしい」。終わりに、“Can you speak English?”と再び問いかけがあり、会場全体から“Yes!”と大きく声があがりました。続いて行われた質疑応答にも熱心にご対応いただきました。
 

最後に、学生を代表して、田中友紀子さん(法学部法律学科2年次生)と榎下香織さん(理学部応用数学科3年次生)が感謝を込めて花束を贈呈しました。本講演会は、本学学生、教職員に加え、一般の方々にも多数参加いただきました。全員参加型で終始笑いが絶えないお二人の講演に、会場全体が引き込まれ、盛況のうちに幕を下ろしました。

<学生の声>

  • 得るものが多く、とても充実した時間でした。完璧な英語でなくていいという言葉はとても印象的で、英語に挑戦する力をもらいました。自分から興味・関心を持ち動こうと思います。
  • 多くの人と話すことで、たくさんの価値観や文化などの視野を広げられることが分かりました。自分もたくさんの人と出会えるよう、機会を見逃さず行動していきたいです。
  • とても楽しく学ばせていただきました。これからの自分自身の考え方や行動も変えていけるような気がします。自分の可能性をもっと広げていきたいです。