5月22日(水)、29日(水)、6月4日(火)~17日(月)、6月26日(水)に、令和元年度「七隈で学ぶ環境学~入門編~」を開催しました。
今年度は、プログラム全体を4つのパートに分け、第1回は施設見学、第2回は講義形式、第3回は学内散策・調査、第4回はワークショップという形で実施しました。
第1回は、太陽光発電施設や排水処理施設等、普段は目にすることができない施設を中心に約6つの施設見学を行いました。
第2回は、環境保全センターの柳瀬教授から、地球環境問題の概要や私たちが取り組むべき温暖化対策をテーマに、普段学生生活を送っている福岡大学のキャンパスで、どのような温暖化対策が実施されているか等について講義がありました。
第3回は、施設見学と講義の内容からグループに分かれてテーマを設定し、そのテーマに沿って学内散策等を行いました。屋外の温度分布や講義室の温湿度の測定、打ち水の効果実験等も行いました。思い掛けない結果が出る等、どのグループも有意義な活動を行うことができました。
第4回は、第1から3回で得られた情報を生かし、環境に対して自分たちが普段からできる「身近な取り組み」についてワークショップを行いました。グループごとの意見交換では、「効果的な打ち水のやり方」や「不快と感じる温度・湿度の関係」等の意見が飛び交いました。その後、学生生活で無理なく実施できる身近な取り組みについてまとめ、それぞれ発表を行いました。節水の手法や湿度に応じた効果的なエアコンの使い方、公共交通機関の活用等、実行しやすい取り組みを提案していました。