バイオ人工膵島の長期生着への取り組みについて

1型糖尿病の根治的な治療である膵島移植は、膵臓器移植に比べ手術による身体への負担の軽い治療法として期待されています。しかし、提供臓器の不足により、膵島細胞が患者さんに行き渡らないのが現状です。それを解決するバイオ人工膵島移植の臨床応用を目指して研究を進めているのが、福岡大学医学部の小玉正太教授(再生医学研究所長)の研究グループです。現在、課題であるバイオ人工膵島の長期生着に関して、中大型の動物実験を行い積極的に取り組んでいるところです。

なお、この研究には、佐賀県庁「日本IDDMネットワーク指定ふるさと納税」を原資とする研究助成寄付金の一部が寄付されています。2019年11月1日(金)からは、日本IDDMネットワークによるふるさと納税を活用したクラウドファンディング(GCF)において、バイオ人工膵島移植プロジェクトへの研究支援プロジェクトが展開されています。

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