5月17日(金)、福岡大学理学部地球圏科学科の原圭一郎助教が東京で開催された日本気象学会2019年度春季大会で「日本気象学会賞」を受賞しました。
「日本気象学会賞」は、気象学および気象技術に関し貴重な研究をなした者に送られる賞です。
原助教は極域エアロゾルシステムの動態に関する観測的研究を行い、極域大気中の空間的なエアロゾルの動態と大気化学過程との関連という観点から、エアロゾル新粒子生成、海塩粒子の大気への放出、分散・輸送、粒子上の化学反応等に関する総合的な評価を行い、理解を進めました。これらの知見は気象学的な意義があるだけではなく、広く極域科学に貢献するものであることが評価され、今回の「日本気象学会賞」受賞につながりました。
- 受賞に関する情報はこちら(日本気象学会公式ウェブサイト)