全国から約150人の在学生・卒業生・関係者等が聴講
福岡大学法学部の砂田太士教授(70歳)が、今月末をもって定年退職を迎えます。既に定例の学生への授業は終了しています。定年退職を迎えるにあたり、来る3月15日(土)に本学で最終講義を行います。当日は、在学生、砂田ゼミ卒業生、研究者仲間、関係団体関係者等、約150人が聴講予定です。
砂田教授の研究領域は信託や会社法で、ベンチャー企業等の設立・運営等について2005年の会社法制定、信託を利用しての事業継承等について2006年の信託法改正等に貢献してきました。本法人理事・法学部長、九州法学会理事長、福岡北九州高速道路公社・お客様の信頼向上に向けた第三者委員会委員長、国土交通省九州地方整備局コンプライアンス・アドバイザリー委員長等、学会や社会活動に係る重職も多数歴任しています。
「他人のものを託される者は、どのような義務を誰に対して負っているのか、どのような権利を持っているのか、どのように行動するのか」。砂田教授の研究の中心となるところです。
一方で、砂田教授は、マンドリンクラブの部長を務めたり、ゼミ生の数は本学随一であったりと、大変学生思いの厳しく優しい教育者でもあります。それは、最終講義に駆けつけたり最終講義の準備を取り仕切った出身ゼミ生の数にも表れています。「教員と学生の絆」の強さをご覧いただけます。
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日時
令和7年3月15日(土) 13時15分~14時45分(受付開始12時45分) -
会場
福岡大学 A棟201教室 ※キャンパスマップはこちら
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