朝倉市長を「災害復興架け橋隊」が訪問(12/17)災害以来の継続した活動を市長へ報告

福岡大学災害復興架け橋隊とは、東日本大震災から防災を学ぶ大学のセミナーに参加した学生が結成したボランティア団体です。メンバーは2017年に朝倉市で起こった災害から復興する活動を継続して現在も行っています。

被災当初は、家屋・建物や道路の土砂撤去、農場の復旧整備等の手伝いを行っていました。落ち着いたその後は、野菜づくりの支援や、朝倉の野菜や果物を使った物産品を福岡市内で販売する等の活動を行っています。

災害から7年が経過し、災害復旧工事も進んで見た目には復興したかに見えますが、完了には至っていません。学生たちは、災害による被害を減らすためにはどうしたらよいか、被災した場合はどういう行動が必要か等の教訓を忘れずに伝え続けていくことが復興を進める中で最も大切と捉えています。定期的に朝倉の農場で農作業を行い地域の方との交流を通じて、被災時について考える機会を設けています。また、福岡市内で物産品を販売することを通じて、多くの方に教訓を伝えるきっかけづくりとしています。全国のさまざまなところで災害が起こっていることもあり、朝倉の災害のことが忘れ去られようとしていることに心配する学生が多くいます。

そのような中、長年継続して取り組んでいる学生たちを朝倉市長に労っていただける機会を頂き、12月17日(火)に活動報告のため朝倉市長を訪問することになりました。

  • 日時
    12月17日(火)11:00~11:30
  • 場所
    朝倉市役所
  • 出席者
    林 裕二 朝倉市長
    福岡大学災害復興架け橋隊のメンバー(学生)4人
    福岡大学災害復興架け橋隊顧問等(教職員)2人
  • 【内容】
    学生からの活動報告、市長と学生・教職員と懇談
  • 【お問い合わせ先】
    福岡大学広報課 
    電話:092-871-6631㈹