犯罪者の視点と行動の理解―地域の安全に心理学を活かす―
6月22日(土)、福岡大学人文学部文化学科の大上渉教授が警察庁や九州管区警察局が主催する防犯ボランティアフォーラムで講演します。大上教授は認知心理学や犯罪心理学が専門で、犯罪心理学の中でも、犯罪捜査に貢献する捜査心理学の研究を行っています。
平成14年に戦後最多を記録した刑法犯認知件数は、当時と比較すると低い水準にありますが、この背景には、全国で防犯ボランティア活動が活発化したことが一因として考えられています。しかし、少子高齢化が進み、地域との関わりの希薄化といった社会構造の変化等もあり、近年では防犯ボランティアの団体数が減少傾向にあるほか、多くの団体で活動を継続する上での課題も見られます。
今回の防犯ボランティアフォーラムは、防犯ボランティア団体の士気高揚や相互交流による活動の活性化を促すことを目的に、防犯ボランティア活動の発表やディスカッションなどのほか、課題解決に向けた取り組み等の意見交換や情報共有の場として開催されます。
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【日時】
6月22日(土)13:00~16:30 -
【会場】
宮崎公立大学 交流センター 多目的ホール(宮崎県宮崎市船塚1丁目58) -
【参加予定者】
防犯ボランティア活動に取り組む団体・個人等および支援する団体や企業警察担当者 -
【内容】
〇 九州管区警察局総務監察・広域調整部広域調整第一課長挨拶
〇取組発表・ディスカッション
〇有識者講演「犯罪者の視点と行動の理解―地域の安全に心理学を活かす―」
福岡大学人文学部文化学科 大上 渉 教授
〇感謝状贈呈・記念撮影 -
【お問い合わせ先】
福岡大学 人文学部文化学科 教授 大上渉
電話:092-871-6631(代)(内線:3819)
E-mail:oue★fukuoka-u.ac.jp
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