理学部化学科2年次生がチームで企業課題解決に挑む (6/3)

実社会が「理学」に求めているものは?
福岡大学理学部化学科では、キャリア教育の一環として、企業が実際に直面する課題に対して、学生がその解決を目指す演習科目「化学プロジェクト研究」を昨年度より実施しています。
「理学部では主に“理”を追究しており、実社会との繋がりが希薄である」とのイメージがあり、このイメージは在学生にとっても同様です。そこで、この演習によって実社会が「理学」に何を求めているのか、大学の学びで得られた知識で実社会に対して何ができるのかを知り、学習に対するモチベーションにつなげながら、卒業後の就職した姿を疑似体験することが狙いです。
学生は5人程度のチームをつくり、化学を基軸としたプロジェクトを進め、実社会において貢献できる方法を演習を通して学びます。参加企業のうち一つを選んで訪問し、その企業・業種や業界が抱える課題を見いだし、解決のための企画や製品・サービスをプロジェクトチームで検討します。チームごとに提案された企画は、企業担当者や他のチーム・教員によって評価され、さらにブラッシュアップされます。
理学部において、一般企業の協力のもと実社会とのつながりを学ぶためのカリキュラムが取り入れられていることは多くありません。
  • 【日時】
    6月3日(月) 14:40~17:50 (4、5限)
  • 【場所】
    福岡大学 9号館、18号館 
    ※キャンパスマップはこちら
  • 【参加企業】
    製造業、技術系企業あわせて数社
  • 【参加者】
    理学部化学科2年次生50人、上記企業担当者、キャリア教育コーディネーター2人
  • 【当日の内容】
    学生による調査・企画・設計についての報告、企業担当者・教員・学生からの意見交換を経て、今後の課題を決定する
  • 【お問い合わせ先】
    福岡大学 理学部化学科 准教授 吉田亨次
    電話:092-871-6631(代)(内線:6241)E-mail: :kyoshida★fukuoka-u.ac.jp
    ※メールを送る時は「★」を「@」に変えてください