プレスリリース

ニセ電話詐欺の被害者心理と防止策

 

福岡県内ではニセ電話詐欺被害が後を絶たず、城南区においても認知件数や被害額は、令和5年より大幅に増加傾向にあります。この状況を打破するため、関係機関の連携を強化し、一丸となって被害防止活動に取り組むために城南警察署が主催となり、「城南区ニセ電話詐欺被害防止緊急対策会議」が開催されます。

会議では、福岡大学人文学部文化学科の大上(おおうえ)渉(わたる)教授による「ニセ電話詐欺の被害者心理と防止策」について講演が行われます。「ニセ電話詐欺は感情を利用して人の行動をコントロールしようとする犯罪」「被害者の心理状態や行動傾向」「被害に遭いやすい人の典型的な特徴」「ニセ電話詐欺の防止策」等についての説明と具体的な回避方法を講演します。

大上教授は、認知心理学や犯罪心理学を専門とし、犯罪心理学の中でも、犯罪捜査に貢献する捜査心理学の研究を行っています。