大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業
中学校の部活動地域移行には、指導者不足の解消や教師の負担軽減、少子化が進む中でのクラブ制による団体スポーツの維持といった課題解決が期待されています。
福岡大学では、令和5年度から城南区中学校部活動地域移行トライアル事業に取り組んでいます。これは、中学校部活動地域移行を本学体育部会の学生がコーチングなどを通じて支援するもので、令和5年度のスポーツ庁公募・大学スポーツ協会(UNIVAS)に採択された委託事業の一つとして実施するものです。
指導する学生は3回行われる「部活動指導者養成研修会」のいずれかを受講します。9月11日(月)には最後の研修会が開催されます。研修会では、友泉中学校(中央区)の宇都宮淳校長(本学OB)から教員としての心構えや現場の声、ハラスメントなどの講演、本学スポーツ科学部の乾真寛教授による今後のスポーツの在り方や取り組みに関する講義、外部講師による緊急時対応のAED講習などを行う予定です。※1、2回目の研修会も同様の内容で実施
福岡大学での研修を受けた学生を人材バンクに登録し、集合型(大学スポーツ施設を活用した合同練習方式)部活動と派遣型(大学から中学校への指導者派遣)部活動の併用により、城南区中学部活動の地域移行課題に対して、トライアル事業を展開していく予定です。
なお、集合型部活動は、10月から12月の土曜日午後に、本学の陸上競技場、サッカー場、剣道場、バレーボールコートで行われる計画で 城南区内の中学生526人(4種目)が参加する予定です。
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【日 時】
9月11日(月)13時~16時30分 -
【スケジュール】
13時~ :研修会概要説明、友泉中学校宇都宮校長による講演会
14時~ :スポーツ科学部乾教授による講義
14時40分~:怪我の防止と初期対応の講義、AED研修
16時20分~:今後のスケジュール説明 -
【会 場】福岡大学第二記念会堂1211教室 ※キャンパスマップはこちら
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【問い合わせ先】
FUスポまちコンソーシアム事務局(福岡大学 社会連携センター)
電話:092-871-6631(内線2042)
Mail:koyu@adm.fukuoka-u.ac.jp