大宰府の梅分析調査研究報告会を開催(3/30) 

福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センターと本学薬学部、太宰府市、福岡農業高校が共同で行ってきた「太宰府の梅の成分」に関する研究について、3月30日(木)、研究報告会を行います。
本研究は、太宰府市が取り組む「令和発祥の都太宰府『梅』プロジェクト推進事業」の一環で、太宰府の梅のブランド価値向上を図りたい太宰府市の楠田大蔵市長の発案から太宰府のシンボルである「梅」のエキスに含まれる機能性成分の分析方法の確立や存在の確認などについて検討するものです。本学シチズンサイエンス研究センター(※)が全体マネジメントを行い、本学薬学部の吉田秀幸教授や薬学部生が梅の成分分析、福岡農業高校の梅研究班の生徒が「梅肉エキス」を抽出するなどして研究を進めてきました。
(※)シチズンサイエンス…市民参加型の研究のことを指します。市民が研究者のもとでデータを収集したり、市民自らが研究課題を設定して研究者がサポートしたりすることもあります。
昨年12月には、楠田市長や福岡農業高校の梅研究班に所属している生徒らが本学に来学し、梅の研究の進捗確認を行うとともに、研究現場を見学しました。
本報告会では、大宰府の梅の成分分析結果報告・研究成果に加えて、「太宰府の梅の可能性について」というテーマでパネルディスカッションも行います。楠田市長、日本経済大学の竹川克幸教授、福岡農業高校梅研究班、本学教員が参加予定です。
 
  • 【日時】  3月30日(木)14:40~
  • 【会場】  プラム・カルコア太宰府 多目的ホール(福岡県太宰府市観世音寺1丁目3-1)
     
  • 【お問い合わせ先】
    福岡大学商学部 准教授 森田 泰暢
    電話:092-871-6631(代)(内線:4314)
    E-mail:ymorita★
    fukuoka-u.ac.jp
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