プレスリリース

バイタリティ溢れる学生が規律ある共同生活、近年稀にみる学生主体の寮
全室個室、各室トイレ・風呂設置、Wi-fi配備、感染症拡大予防にも沿った寮へ

福岡大学には、規律ある共同生活を通じて自治の精神を養い、教養を高め、人格の形成に努めることを目的とした大学直営寮「自修寮」（男子寮）があります。

昭和39年に竣工した自修寮は、老朽化に伴い令和4年12月にその役目を終えました。それに代わる新たな自修寮（86部屋）を建て替え、来る1月12日（木）に落成式を執り行います。

本学に学生寮が生まれたのが昭和20年代で、20数名を定員としていました。その後、昭和32年に南寮、昭和39年に北寮が完成し、2棟合わせて200名の男子学生を受け入れ、平成12年以降は北寮のみ46名を受け入れていました。

「自修寮」の名前は、昭和32年に学生公募により命名され、当時の旧寮生が漢文を語源として投稿したものが採用されました。

自修寮では、挨拶や掃除、時間厳守などを含めた規律ある共同生活を通じて、主体性や協調性を身に付けていきます。また、入寮式や歓迎旅行、自修寮祭などのイベントを通じて、組織や集団の中で自らの役割を考えたり行動する力を養っていきます。自修寮生はそれらの能力を社会で発揮し、バイタリティ溢れる人材として多数活躍しています。

近年稀にみる学生主体の学生寮ですが、時代の移り変わり、そして感染症拡大予防にも応じてその姿も変化しています。新しい自修寮は、鉄筋コンクリート造りの6階建てで全室個室、各室にはトイレ、風呂、洗面台、洗濯機を設置し、寮内にはWi-fiも配備しています。安全面を考慮しセキュリティーシステムの導入や防犯カメラの設置の他、談話室・ミーティングルームなど寮生間で活発なコミュニケーションが行える空間も備えています。

落成式当日は、施設見学会も行います。また、当日は既に入寮済の学生のインタビューも可能です。さらに、本学が保存する過去の学生寮の写真を提供することもできます。