書道部が書道部展を開催(11/30~)

2年振りのリアル開催で、創作意欲の高い約30作品を展示
テーマは「興す」。コロナからの復興やゼロからの出発を意識

福岡大学書道部は、11月30日(火)から12月5日(日)まで、福岡県立美術館彫刻展示室で書道部展を開催します。書道部展は書道部にとって、年間最大行事となります。

昨年は、コロナ禍のため対面でなくオンラインで行いました。今回、2年振りの通常開催で、書道部員の創作意欲は大変高くなり、例年以上に感性豊かな作品を見ることが期待できます。

幹事の三上意織さん(人文学部日本語日本文学科3年次生)は、「オンライン開催では、作品を見てくださる方の姿を見ることができないので、正直、物足りなさを感じていました。自分の作品を見てくださる方の姿で、自分の作品に興味を示されているのか、関心の程度はどれ位かが分かります。その瞬間が大変緊張するのですが、制作者にとって喜びであり次への糧になります。見てくださる方に制作意図や思いを説明できる機会も貴重で、表現者としての存在意義を感じることができます」と話します。

書道は孤独な活動で、自らがイメージしたものを表現できるまで書き続ける忍耐力は、作品への思いや表現することへの強い意欲がなければ備わらないと幹事は語ります。コロナで否応なく孤独な時間が増えた経験が、作品にどのように表れているかが見どころです。

今回のテーマを「興す」とした背景には、コロナからの復興、生活様式や価値観が一変したことによるゼロからの出発、そして、新たな気持ちでリアルな書道部展を開催し魅力的な作品発表の場にすること等の意味が込められています。なお、今回の書道部展は、「第58回福岡市民芸術祭」への参加として開催します。

  • 日 時 : 11月30日(火)~12月5日(日) 10:00~18:00
  • 会 場 : 福岡県立美術館 彫刻展示室
  • 入場料 : 無料
  • 書道部展ポスターはこちら
  • 【お問い合わせ先】
    福岡大学学生課
    電話:092-871-6631㈹