交響楽団が第50回記念定期演奏会(11/22)

~ 昨年のコロナ禍で開催できなかった思いが詰まった演奏へ ~ 団員の熱量はこれまでにないほど最高潮

福岡大学交響楽団が11月22日(月)19時から、ももちパレス(福岡市早良区百道)で定期演奏会を行います。定期演奏会は、交響楽団の年間最大行事で、今回は節目の50回目を迎えます。

昨年(第49回)は、コロナ禍のため開催ができませんでした。活動もほとんどできない状況が続いていた中、ようやく対面で演奏会が開催できる環境となり、約40人の団員の熱量は最高潮に達しています。加えて、今回は50回の記念演奏会ということもあり、指揮者(水戸博之氏)や各パートの指導者の熱もこれまで以上の状況です。

幹事の渡邉彩也夏さん(法学部3年次生)は、「1・2年次生は初めての大きな演奏会となります。3年次生は1年次生時に一度経験したのみ。全員がとても緊張していますが、自主練を繰り返し、団員の演奏にかける気持ちは日を追うごとに高まっています。オーケストラは、1人の人が上手だったとしても全体バランスが崩れると良い演奏にはなりません。全員で足並みを揃えて演奏できるかがポイントです。毎日の練習風景を見ていて、チームとして一体となっている感じがとてもします。待ち望んでいた演奏会がやっと行える喜びをみんな抑え切れない様子です」と話します。

演奏は3曲で、その中の1つはベートーヴェン「交響曲第3番変ホ長調「英雄」作品55」。記念碑的な傑作との評価があるこの曲は、多くの面で当時の常識を覆し、オーケストラによる表現を発達させた音楽史上の転換点として位置付けられています。コロナ禍で生活様式や価値観が一変した経験を持つ団員たちの演奏は、これまでにない表現で50回の記念演奏会に相応しいものになることが期待されます。

  • 日時
    11月22日(月)19:00(開演)18:00(開場)
  • 会場
    ももちパレス 大ホール
  • 入場料
    1,000円(全席自由)※当日券あり
  • お問い合わせ先
    福岡大学学生課
    電話:092-871-6631(代)