「ウルトラファインバブル」で目指すアルツハイマー病治療

福岡大学初となる研究クラウドファンディングで研究資金を募る
福岡大学医学部 貴田浩志講師
 
福岡大学医学部の貴田浩志講師は、「ウルトラファインバブルを用いたアルツハイマー病に対する病原たんぱく質分解酵素の遺伝子治療の開発」を行っており、その研究に対する研究クラウドファンディングプロジェクトを行っています【~5月20日(木)17時】。この研究クラウドファンディングは福岡大学初の試みです。
「ウルトラファインバブル」とはナノメートルサイズの不思議な泡のことです。貴田講師はそのウルトラファインバブルのもつ性質を使って認知症や神経難病の遺伝子治療の研究に取り組み、アルツハイマー病の予防法の開発や神経の難病治療を目指しています。

<研究について>
・極小で浮力が働かず、最長で数週間、水中にとどまるという不思議な性質をもつ「ウルトラファインバブル」を利用して、認知症や神経難病の現代の医療では根治できない疾患への治療を目指す。

・認知症は世界的な患者数の増加と社会的なコストの増大が大きな問題となっているため、その発症を予防し、症状を軽減することができればとの思いから研究に取り組んでいる。

 ※学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」を利用しています。           

  • 【お問い合わせ先】
    福岡大学医学部 貴田 浩志 講師
    電話:092-801-1011(代)(内線:3206)
    メールアドレス:
    h.kida.ns★adm.fukuoka-u.ac.jp
    ※メールを送る際は「★」を「@」に変えてください。