深海生物由来物質がモータータンパク質の可動温度域を拡大

分子ロボットなどへの応用に期待

福岡大学理学部化学科勝本之晶教授および、北海道大学大学院理学研究院のアリフ ムハンマド ラセドウル コビル特任助教、佐田和己教授、角五彰准教授の共同研究により、深海魚が用いる浸透圧調整物質であるトリメチアルミンN-オキシド(TMAO)に、広い温度範囲でモータータンパク質の運動活性を保持する作用があることを発見しました。
 
本研究成果は、イギリスの国際化学誌『Chemical Communications』のウェブサイに2019 年12 月26 日(木)付で掲載されました。
 
※本研究成果の詳細及び問合せ先は別紙を参照ください。(2大学での共同リリース文)