「第11回 福大生による東アジア映画 字幕制作成果発表会」(9/28)

学生が中国映画と日本映画の字幕制作に挑戦
中国の大学生にも現地で成果発表

福岡大学人文学部東アジア地域言語学科の学生グループ(間ふさ子教授・甲斐勝二教授・謝平講師・大澤武司教授が指導)による「第11回 福大生による東アジア映画 字幕制作成果発表会」が、アジアフォーカス福岡国際映画祭2019の協賛企画として9月28日(土)福岡天神エルガーラで行われます(入場無料・予約不要)。

今回は、中国映画に日本語字幕を付けた作品1本(『万紫千紅総是春(女性たちの紅い春)』)に加え、日本映画『きらわないでよ』に中国語字幕を付けたものを上映します。字幕の制作には、有志の在学生・卒業生・留学生の合計14人が携わっています。

これまでは主に1950~60年代の中国映画に日本語字幕を付けることで、当時の中国についての理解を深め、そこから現在の日本と中国の関係を考え直すべく活動してきました。昨年度からはそれに加え、日本映画に中国語字幕を付ける作業にも挑戦しています。中国語から日本語への翻訳のみならず、日本語から中国語への翻訳を行うことで、中国語力と日本語力をさらに向上させ、相手の歴史や文化を知ると同時に、自らの社会や文化について発信できるようになることを目指します。

今年は、9月9日(月)から12日(木)の間に、今回の取り組みに参加したゼミ生たちが上海財経大学を訪れ、現地の大学生に自分たちが作成した字幕を見てもらい、それについて話し合うワークショップを行います。中国の観客に字幕付きの日本映画を見てもらうことこそ、字幕制作の本来の目的にかなうものと考えています。

 

  • 【日 時】 
     9月28日(土) 12:30開場、13:00~15:40上映(予定) ※入場無料 
  • 【会 場】 
      福岡天神エルガーラ 7階 多目的ホール
  • 【上映作品】
    『万紫千紅総是春(女性たちの紅い春)』(日本語字幕)
    『きらわないでよ(别讨厌我,好吗)』(中国語字幕)
    ※映画の内容はこちら
     
  • 【お問い合わせ先】
    福岡大学人文学部東アジア地域言語学科 教授 間(あいだ)ふさ子
    電話:092-871-6631(代)(内線:4372)