学生が中国映画の日本語字幕制作に挑戦。初の試みとして中国語による字幕も制作
福岡大学人文学部東アジア地域言語学科の学生グループ(間ふさ子教授・甲斐勝二教授・謝平講師が指導)による「第10回 福大生による東アジア映画 字幕制作成果発表会」が、アジアフォーカス福岡国際映画祭2018の協賛企画として9月29日(土)福岡天神エルガーラで行われます(入場無料・予約不要)。2009年から行っている本発表会では、これまで中国映画15本、韓国映画4本に字幕を付けて上映してきました。
今回は、中国映画に日本語字幕を付けた作品2本(『氷上の姐妹』、『声の主をさがせ』)に加え、初の試みとして日本映画『恋する河童』に中国語字幕を付けたものを上映します。字幕の制作には、有志の在学生・卒業生・留学生の合計25人が携わっています。
これまでは主に1950~60年代の中国映画に日本語字幕を付けることで、当時の中国についての理解を深め、そこから現在の日本と中国の関係を考え直すべく努めてきました。
今回はそれに加え日本映画に中国語字幕を付ける作業にも挑戦しています。中国語から日本語への翻訳のみならず、日本語から中国語への翻訳を行うことで、中国語力と日本語力をさらに向上させ、相手の歴史や文化を知ると同時に、自らの社会や文化について発信できるようになることを目指します。
記
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【日 時】
9月29日(土)13:00開場、13:30~15:40上映 (入場無料) -
【会 場】
福岡天神エルガーラ 7階 多目的ホール -
【上映作品】
アニメーション『喵呜是谁叫的 (声の主をさがせ)』(日本語字幕)
スポーツ青春ドラマ『冰上姐妹(氷上の姉妹)』(日本語字幕)
短編映画『恋する河童(河童恋爱物语)』(中国語字幕) -
【備 考】
『恋する河童』の中国語字幕制作は、同映画の監督・井上博貴氏のご協力により実現しました。
字幕制作には、九州産業大学大学院修了の雷静氏の協力を得ました。 -
【お問い合わせ先】
福岡大学人文学部東アジア地域言語学科教授 間(あいだ)ふさ子
電話:092-871-6631(代)(内線:4372)