コンパクトな乗用車型ドクターカー始動(1/4)

心肺蘇生が1分遅れると、生存率は7~10%低下
福大病院長、救命救急センター長、スタッフ約40人が集まる

福岡大学病院では、平成30年1月4日(木)から乗用車型ドクターカー(FMRC:Fast Medical Response Car)の運用を開始します。それにあたり、福岡大学病院救命救急センター前において、福岡大学病院長(井上亨)出席のもと、救命救急センター等スタッフ約40人が集まり、乗用車型ドクターカーのお披露目を行います。

ドクターカーとは、消防本部からの要請を受けて患者のいる現場に医師や看護師を派遣する車両です。本病院では、コンパクトな乗用車型のドクターカーを導入します。高規格の救急車型ドクターカーとは違い患者の搬送はできませんが、医師や看護師が素早く現場に直行できることで、救命士にはできない高度治療をいち早く開始することができます。

平成28年11月、福岡市内にある保育所で1歳の男児が排水溝に頭をうずめた事故が起こりました。発見時には心肺停止の状態でしたが、本病院から駆け付けた医師の迅速な処置で男児は息を吹き返しました。救うことができた要因として、いち早い専門的な医療処置の開始が挙げられています。

  • 【日時】
    平成30年1月4日(木)10時~
  • 【場所】
    福岡大学病院救命救急センター前
    ※キャンパスマップはこちら
  • 【お問い合わせ先】
    福岡大学病院庶務課
    電話:092-801-1011㈹(内線:2813)