文部科学省 平成29年度私立大学研究ブランディング事業「世界展開型」に選定

九州で唯一
ライフタイムにおける活力形成による健康な時間の創造~福奏プロジェクト~

福岡大学では、山口政俊学長のリーダーシップの下、檜垣靖樹教授を統括責任者に医学部、薬学部、スポーツ科学部、人文学部が連携して「ライフタイムにおける活力形成による健康な時間の創造 ~福奏プロジェクト~」を展開しています。

本プロジェクトが文部科学省「平成29年度私立大学研究ブランディング事業」に採択されました。今回の研究ブランディング事業は、全国60大学が選定され、うち、世界展開型には27大学が選定されました。福岡大学は、九州の私立大学で唯一「世界展開型」に選定されました。今後、エビデンスに基づく健康先進プログラムを地域社会へ普及するとともに、世界展開を積極的に進め、健康持続社会の実現を目指していきます。

<福奏プロジェクトについて (FUKUSOU PROJECT)>

福奏プロジェクトでは、家庭支援、学校教育支援や中・高齢者活動を通じて、身体的・心理的・社会的介入を実施し、活力ある人間をつくる健康先進プログラムを開発しています。これにより、大学の「知」を社会の『価値』に転換し、健康持続社会の実現につなげるべく、次の3チームが活動しています。

  • 中高年期の社会活動支援・活力ある高齢者の研究チーム
    (リーダー:身体活動研究所長 田中 宏暁 スポーツ科学部教授)
    ヘルスツーリズム(運動×食×観光)の開発や高齢者活動広域的サポート事業の開発、健康食品や漢方薬を用いた認知症・認知機能への効果検証、サイバニクス先進技術を用いた人にやさしいプログラムの開発に取り組んでいます。世界各国(韓国、米国、ポーランド)で既に運動プログラムが採用されており、今後、一層の世界展開(ドイツ、フランスなど)を進めていきます。
  • 学童期・思春期の学校適応支援・活力ある人間形成の研究チーム
    (リーダー:臨床心理センター長 皿田 洋子 人文学部教授)
    小中学校へのソーシャルスキルトレーニング介入、小学校を対象とした新体力テスト分析による適正評価方法の作成と専門的なスポーツ指導者による体力向上スポーツプログラムの開発に取り組みます。
  • 妊娠・出産及び子育て期の子どもといる生活の研究チーム
    (リーダー:てんかん分子病態研究所長 廣瀬 伸一 医学部教授)
    支援必要者の把握やニーズに応じた講座の配置、自治体と連携したSNS配信、「小児科かかりつけ医師」との連携モデルの作成・開発に取り組みます。
     
  • 【お問い合わせ先】
    福岡大学 福奏プロジェクト
    TEL:092-871-6631(代)(内線:6713・6722)