「第9回 福大生による東アジア映画 字幕制作・成果発表会」(9/23)

学生が中国映画の日本語字幕制作に挑戦
アジアフォーカス・福岡国際映画祭2017協賛企画
今回は初めて日本語吹き替えに挑戦

福岡大学人文学部東アジア地域言語学科の学生グループ(間ふさ子教授・甲斐勝二教授が指導)による「第9回福大生による東アジア映画字幕制作・成果発表会」が、アジアフォーカス・福岡国際映画祭2017の協賛企画として9月23日(土・祝)福岡天神エルガーラホールで行われます(入場無料)。2009年から行っている本発表会では、これまで中国映画12本、韓国映画4本に字幕を付けて上映してきました。字幕は一般的に「1秒4文字」と言われており、その中に納まるように作業することで中国語の語学力だけでなく、日本語能力も鍛えられます。

今回は、1960年代初頭の劇映画1本と、アニメーション2作品(日本語字幕版1本、日本語吹き替え版1本)について、学生たち(卒業生を含む)25人が字幕を付けたものを上映します。なお、今回初めて日本語吹き替えに挑戦しており、『三十六個字(三十六文字)』というアニメーション作品で4年次生2人が吹き替えを行いました。中国語の台詞について登場人物を意識しながら日本語に翻訳し、アフレコの際には抑揚などの表現力にも気を付けました。

訪日観光客の増加などにより日本と中国の交流は市民レベルにまで広がっています。中国映画を通して見える当時の社会環境や考え方、文化や価値観の違いを知ることで、一層中国への理解が深まると考えています。

  • 【日時】
    9月23日(土・祝)13:00開場、13:30~15:45上映 (入場無料)
  • 【会場】
    福岡天神エルガーラホール7階 多目的ホール
  • 【上映作品】
    アニメーション『小鯉魚跳龍門(龍門を跳び越えろ)』『三十六個字(三十六文字)』
    中国映画 『大李、小李和老李(李さんスポーツ奮闘記)』
  • 【備考】
    九州産業大学大学院修了の雷静氏および非常勤講師・張璐氏の協力を得ました。
【お問い合わせ先】
福岡大学人文学部東アジア地域言語学科教授 間(あいだ)ふさ子
電話:092-871-6631(代)(内線:4372)