福岡大学で国際シンポジウムを開催(3/7)「アジアにおける同性婚の法的対応」

福岡大学法科大学院では、国際社会の進展に対応した法学研究および教育の一環として、積極的かつ効果的な国際交流事業に取り組んでいます。

近年、家族法における重要な課題の一つである同性婚について、これまであまり研究対象とされてこなかったアジア諸国でLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャルおよびトランスジェンダー)の権利保護、同性婚容認に向けた改憲や家族法改正に向けた大きな動きが見られます。これまで先行研究の対象とされていた欧米の国々の状況については、法概念・制度や背景の異同が認識されないまま、断片的な紹介しかされていないのが現状です。そこで、本法科大学院の豊富な人的ネットワークを生かして、アジア諸国の中でも注目すべき動きが見られる台湾・韓国・ウズベキスタンの専門家を招き、シンポジウムを行います。

シンポジウムでは、企画趣旨を説明後アジア諸国の状況全般について紹介し、シンポジウムに参加する報告者がそれぞれの国における現状について詳細な報告を行います。その後、報告者および参加者全員での質疑応答を行い、同性婚の問題について検討を進める予定です。

  • 【日時】
    3月7日(月)13:30 ~ 17:00
  • 【場所】
    福岡大学法科大学院 502教室
  • 【対象】
    本学学生、教職員、法曹関係者、一般の方々
  • 【言語】
    日本語
  • 【レセプション】
    シンポジウム終了後に懇親会を予定(会費制)
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【お問い合わせ・お申込み先】
福岡大学 法科大学院事務室 電話: 092-871-6631㈹  
法科大学院教授 小川 富之(E-mail:t-ogawa★y9.dion.ne.jp)
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