シンポジウム「ひろがれ!ふくおか弁当の日!!」を開催(12/20)

「実践弁当の日」、一品ずつ持ち寄り交換

2001年、香川県の小学校の竹下和夫校長(当時)が始めた「弁当の日」。これは、親が手伝わずに子どもたちだけでお弁当を作る活動です。子どもたちは、買い出しから調理、弁当箱に詰め、片付けまでを自分の力でやり遂げることで、食材を作る農家や、いつも料理を作ってくれる人に感謝するきっかけとすることを目的とされています。この取り組みは全国に広がり、2015年4月には実施校が1,700校を超えています。福岡県でも「ふくおか弁当の日」として、食育や地産地消の輪を広げる取り組みを進められています。

福岡大学では、マーケティング研究を行っている商学部の太宰潮准教授のゼミが、2008年度から「福大・弁当の日」として、学生に自作の弁当を持参させる取り組みを行っています。この取り組みを通して、他学部の学生や教職員など、普段深く接することが少ない人たちとの交流にもなっています。このたび、それらの活動を踏まえ、本学でシンポジウム「ひろがれ!ふくおか弁当の日!!」を開催することになりました。当日は基調講演や分科会に加え、昼食休憩時に「実践弁当の日」として各自一品を持ち寄った交流を予定しています。

  • 【日時】
    12月20日(日)10:00 ~ 16:20
  • 【場所】
    福岡大学 A棟
  • 【内容】
    基調講演・全大会 A201教室
    「食卓から始まる『なぜ、弁当の日なのか?』(佐藤弘氏)生教育」(内田美智子氏)
    分科会1「学校経営と弁当の日」(稲益義宏氏)A201教室
    分科会2「大学生と弁当の日」(比良松道一氏×太宰潮氏)A610教室
    分科会3「家庭とくらしと弁当の日」(佐藤剛史氏×内田美智子氏)A203教室
    分科会4「健康教育と弁当の日」(佐藤弘氏×養護教諭)A201教室
    分科会5「地域と弁当の日」(森千鶴子氏)A610教室
    分科会6「子どもの学力と弁当の日」(佐藤剛史氏×稲益義宏氏)A203教室
  • 【申し込み】
    Facebookのイベントページの「参加」ボタンを押す。
【お問い合わせ先】
福岡大学   電話: 092-871-6631㈹  
商学部 太宰 潮 准教授(内線:4321)
商学部事務室(内線:2548)FAX:092-871-0880