福岡大学病院で総勢250人参加の総合防災訓練を実施(9/26)

震度6弱の大規模災害を想定

9月26日(土)、福岡大学病院は福岡市消防局および福岡県警察と合同で、震度6弱の地震発生を想定した総合防災訓練を実施します。この訓練は、災害拠点病院としての責務を果たすため、災害時医療体制の再構築を目的に他機関と協同で実施するもので、今回で13回目となります。

福岡大学病院は、2011年に発生した東日本大震災で、災害当日に「災害派遣医療チーム(DMAT)」を派遣しました。大規模災害における本病院からのDMAT派遣は、その時が初めての経験でした。DMATメンバーは身を持って災害の恐ろしさ、命の尊さを感じたと同時に災害時医療体制の重要性を再認識しました。本病院には、その経験を持った医療従事者が多数勤務しています。

今回は、「平日の日勤帯に大規模地震(震度6弱)が発生する」という想定で、訓練を実施します。病棟の一部破損や負傷した患者の救出活動を行う「消防法に基づく自衛消防活動」を行った後、53人の模擬患者も参加し「災害拠点病院としての患者受け入れ訓練」を行います。訓練終了後には、全体の反省会を行い、エリアごとの課題を発表します。いざという時に動くことができるよう、より強固な災害時医療体制づくりを行います。

  • 【日時】
    2015年9月26日(土)13:30~(災害発生想定時間)
  • 【会場】
    福岡大学病院本館、新館、救命救急センター棟、福大メディカルホール等 ※キャンパスマップはこちら
  • 【受付】
    福岡大学病院新館 正面玄関(※12:15 ~12:45までにお越しください)
     

【お問い合わせ先】
福岡大学病院 庶務課
電話:092-801-1011(代)(内線:2819)