世界最新版手術支援ロボット「ダビンチXiサージカルシステム」九州初導入

福岡大学病院では、2015年6月に世界最新版「ダビンチXiサージカルシステム」を導入し、8月3日(月)に九州で初めてこのシステムを利用した手術を行います。この最新版のダビンチは現在日本に5台しかなく、九州で導入されたのは本病院が初めてです。

この最新版ダビンチでは、腹部および胸部における手術部位へさまざまな角度からアクセスが容易になります。ロボットアームの先端が人間の手の動きよりもなめらかに動くことで、精密な縫合を行うことができるなど、これまでよりもより低侵襲な手術を行うことが可能になりました。

現在は前立腺がんのみの保険適用ですが、今後は胸部外科、婦人科などの手術も、より低侵襲手術で行われていくことが見込まれています。

  • (参考)
    導入機器:「ダビンチXiサージカルシステム」(インテュイティブサージカル社)
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