世界が注目する「福岡方式」の技術移転協定に向けてベトナム・ハイフォン市視察団18人が福岡大学へ

-ハイフォン市人民評議会議長による特別講演会を開催(9/16)-

福岡大学と福岡市が1975年に共同で開発した「準好気性埋立構造(福岡方式)」。この「福岡方式」は廃棄物の埋立場で発生するメタンガスの排出や廃棄物による浸出水の汚染を抑制する効果があり、広く世界から注目されています。

9月16日(火)、この「福岡方式」の技術移転を中心とした技術協力協定に向けて、ハイフォン市の視察団(18人)が福岡大学を訪れます。

当日は、高島福岡市長、衛藤学長、グエン・ハイフォン市人民評議会議長の三者でベトナム総領事同席の下、懇談を行います。その後、「持続可能な開発に向けた環境配慮都市ハイフォン市の国際都市施設の現状」と題し、グエン議長による特別講演会が行われます。

ハイフォン市は以前「ベトナムで最も汚い町」と言われていましたが、今ではクリーンシティーと呼ばれるほど改善され、その改善システムの多くは福岡から学んだものと言われています。そのようなごみ問題の解決に尽力しているのが、20年前に本学で研修生として「福岡方式」を学んだベトナムのレー・ゴック・チュー氏です。今回、同氏も視察団の一員として本学を訪れます。

  • 【日程】 
    9月16日(火)
  • 【タイムスケジュール】
    9:30~ 9:45
    高島福岡市長、衛藤学長、グエン・ハイフォン市人民評議会議長 三者懇談(ベトナム総領事同)(場所:福岡大学 中央図書館6階ホール)
    9:50~10:00
    高島福岡市長・衛藤学長 冒頭あいさつ(場所:福岡大学 中央図書館1階多目的ホール)
    10:00~11:00
    グエン・ハイフォン市人民評議会議長(共産党委員会書記)による講演会
    (テーマ:「持続可能な開発に向けた環境配慮都市ハイフォン市の国際都市施設の現状」)
    ※講演会聴講ご希望の方は下記のお問い合わせ先まで事前にご連絡ください。
    12:30~13:30
    学内視察
【お問い合わせ先】
福岡大学 工学部社会デザイン工学科
電話:092-863-8238 FAX:092-863-8248