「ほりの再生事業から考える環境経済」 福岡大学の学生37人が、ほり干し・ガタ揚げ体験

2月8日(土)、9日(日)に、「ほりの再生事業から考える環境経済」と題し、学生37人(男性26人、女性11人)が福岡県大川市で「ほり干し・ガタ揚げ」の環境フィールドワークを行います。

ほり干しとは、昔は用水路として利用され、現在では使われていないほりを清掃するという作業のことです。また、ガタ揚げは、ほりの中にある泥をベルトコンベアのような機械で外に出し、田んぼに流し込むことです。ほりの中から掻き出した泥は田んぼの肥料となります。

このフィールドワークは、ほり干しを通じて地域が直面する環境問題を学生が体感するとともに、今後の環境保全型農業や持続可能な社会の実現に向けて考察を深めることをねらいとしています。この体験により、自ら関わる地域での環境問題に率先して取り組む意欲を醸成し、地域環境を再生する担い手となることを促進する効果が期待できます。

1日目には、新市長に就任された鳩山二郎市長からご挨拶があります。その後の勉強会では、ほりにまつわる歴史などについて学び、2日目には実際に「ほり干し・ガタ揚げ」の作業を行います。
 

  • 【日程】
    2月8日(土)、9日(日)
  • 【場所】
    勉強会:大川市ふれあいの家(大川市大字大野島2930)
    ほり干し・ガタ揚げ作業:大川市下白垣地区(木室公民館下白垣分館周辺)
  • 【内容】
    ●1日目(勉強会):16:00~
    主催者挨拶
    アクアリング委員会会長 本村 凡憲会長

    来賓者挨拶
    大川市長、鳩山 二郎市長

    テーマ1
    「大学生の地域貢献活動とは(仮題)」
    福岡大学経済学部4年次生 福重 達也

    テーマ2
    「地域コモンプール財としてのほり~生物多様性の視点から~」
    福岡大学副学長(経済学部教授) 今泉 博国

    ●2日目(ほり干し・ガタ揚げ作業):9:00~
 
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