福岡大学では、適切な障がい者雇用と働きやすい職場環境の整備に力を入れています。共生社会を目指す施策として、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づき、全ての事業主に「法定雇用率以上の達成・維持の義務」ならびに「障害のある方に活躍の場を提供する」などが求められています。
本学は、適性のある人材の確保と育成、社会貢献などの取り組みの一環として、昨年に続き、9月4日(木)に東福岡特別支援学校の高等部2年生生徒8人と教員4人の見学・体験の受け入れを行いました。
当日は、事務補助を行っているビジネスサポートチームの学内便業務を見学していただきました。見学後は、チームの職員と、生徒の皆さんで「働くために必要なこと」をテーマに座談会を行いました。チーム職員の経験談をもとに活発な意見交換が行われました。
参加した生徒の皆さんは「働く」ことのイメージ、就労するために必要な力、高校時代に身に付けた方が良いことなどについて熱心にメモを取っていました。就職するまでに取り組むべき課題についても考えるきっかけになったようです。
本学のビジネスサポートチームの職員にとっても、日ごろの取り組みを振り返り整理して後輩達に伝えることで仕事への取り組み方についてさらに意識が高まりました。



