福岡大学が「飲酒運転撲滅宣言」を行いました

福岡大学は10月24日(月)、831教室において、「第4回学生生活安全あんしんセミナー」を開催しました。

今回は、飲酒運転事故(1999年11月)により大切なご息女(当時大学3年次生)を亡くされた後、各地での講演活動を通じて飲酒運転撲滅運動に取り組まれている大庭茂彌さんを講師に迎え、「飲酒運転事故で娘を亡くした父親として」を演題にご講演いただきました。

また、飲酒運転による悲惨な事故が発生した福岡の地にある大学として、山口政俊学長および学生代表の森大地総務委員会委員長(経済学部経済学科3年次生)が、飲酒運転の撲滅に全学を挙げて取り組んでいくことを表明する「飲酒運転撲滅宣言」を行いました(以下全文)。

 

飲酒運転撲滅宣言

飲酒運転は、尊い他人の生命を奪い、自らの一生をも暗転させるものです。絶対にしてはならない、させてはならないものです。本学は、過去に飲酒運転による悲惨な事故が発生した福岡の地にある大学として、飲酒運転の撲滅に今後も全力で取り組みます。ここに福岡大学は、飲酒運転撲滅を目指し、次のことを宣言します。

「飲酒運転を絶対しない、させない、許さない。
福岡大学は飲酒運転を絶対に許しません。」
 
 
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「飲酒運転のない社会」を訴える大庭さん

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学長や教職員、学生らが共に飲酒運転撲滅を宣言