福岡大空襲から70年、「福岡大学特別展」来場者からの声をご紹介

6月15日(月)~22日(月)、戦災の記憶をとどめ後世に語り継ごうと、福岡大学では1945年6月19日の福岡大空襲により焼失した図書館と、それを復旧しようと立ち上がった学生たちの姿をテーマとした特別展を本学文系センター棟1階「プラザ50」で開催しています(特別展のニュースはこちら)。

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会場には当時の学生たちの思いや歴史が詰まった写真の他、学生たちが集めた図書等を展示しています。開催初日から本学の学生・教職員はもとより、卒業生や地域の方々が多数来場されています。一部ですが、来場者から寄せられた声を紹介します。

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  • 祖父が学んだ場所であることから、感慨深いものがありました。そして何より、私のいる大学で戦争に巻き込まれた方々を思うと胸が詰まりました。(学生)
  • 今の福岡大学があるのは、当時の学生たちの熱意によるものだと知り、驚きとともに福大への見方が少し変わりました。特に、図書館は大好きでよく利用していますが、日頃の勉強にもっと夢中になり、図書館を「家」だと思えるくらい大事に使っていきたいと思います。(学生)
  • 私は大学5回卒(1957年)で、入学時は福岡商科大学で福岡大学第1回の卒業生です。入学した福岡商科大学時代の学舎の有り様を思い出します。懐かしく拝見して、若き日を偲びました。(卒業生)
  • 4代目の図書館にお世話になりました。たまたま母校を訪ねて拝見できてよかったです。(卒業生)
  • 今年、タイミングよくこの特別展が開催され、七隈在住の学生や市民の皆さんに当時の災状を伝えられて、平和教育の一端になればと思っています。(卒業生)
  • おもしろい企画です。戦中の図書等で初めて戦災の様子を知りました。(教職員)
  • 地域との交流を目指す大学として、地域住民と接する一方式としての試みは今回の「福岡大学特別展」で如実に証明されました。貴重な資料や写真をありがとうございました。(一般)

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「福岡大学特別展」は6月22日(月)まで開催しています。ぜひご来場ください。

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  • 【期間】
    6月15日(月)~22日(月)9:00~17:00 ※日曜日を除く
  • 【場所】
    福岡大学文系センター棟1階「プラザ50」 ※キャンパスマップはこちら
  • 【入場料】
    無料