高齢運転者の交通事故抑止に向けて福岡大学病院と早良警察署が協力

福岡大学病院は、早良警察署から高齢者事故抑止に向けた情報共有・情報発信等の協力要請を受け、協力体制を取ることになりました。交通事故による死傷者の減少につながるように、今後取り組んでいきます。

平成29年の福岡県内の交通事故による死者数は、統計が残る昭和21年以降最少であった一方、高齢運転者が主たる原因の事故は全体の19.6%を占め、過去最高の割合でした。高齢運転者が引き起こす事故を抑止するためには、一定の病気等により運転に支障が生じる恐れのある高齢運転者に対して運転免許の自主返納や免許停止等の行政手続きを進める必要があり、家族や関係機関との連携が欠かせません。

本病院の「案内・受診相談窓口」で自主返納に関する問い合わせを受け付けている他、7月19日(木)開催の「福大病院 健康セミナー」で早良警察署の方による特別講演「高齢者の運転免許の自主返納について」を行います。

協力要請式の様子

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